佐方検事シリーズ

あるブログで紹介されていたのをきっかけに、柚月裕子さんを初めて読んだ

佐方検事シリーズ「最後の証人」「検事の本懐」「検事の死命」

いつものように図書館で借りて一気に読んだ

 

「罪を真っ当に裁く」これが佐方貞人の考えだ

圧力にも屈しないで貫くのは爽快だが、それだけではない

彼の生い立ちや過去が、シリーズを通して明らかになっていく

佐方自身の心のうちは語られないが、他の登場人物の心情から

推しはかることができる

いつも髪は寝癖でシャツにはシワ、真実を追い求める時の

目の鋭さとは対照的だ

 

文章もすんなり入ってくる柚月裕子さん

シリーズ最後の「検事の信義」は図書館で順番待ち

最初のシリーズに繋がっていくのかと予想している

 

インターネットで図書館で予約ができるのは本当にありがたい

 

「狐狼の血」シリーズや「臨床心理」も楽しみだ